![]()
![]()
ここで言う「基本書」とは予備校等が出している試験勉強用の一冊本ではなく、
各科目における学者の方々が執筆されている学術書を指します。
結論から言うと、独学で基本書だけを読んで合格するのはほぼ不可能ではないかと考えます。
(人にもよるかもしれませんが・・・)
管理人は基本書のみでは無理でした。
試験を受けるにあたって、結構な数の補助教材を読んだと思います。
基本的に試験は基本書に書いてあることから出るので、
基本書の中身をしっかり理解さえしていれば一応合格ラインには立てるはずです。
しかし、初学者が独学でいきなり基本書を読んで、
完全に中身を理解する、なんてのは至難の業でしょう。
管理人は元々、本など読むタイプではなかったので、
いきなり基本書を読んでも記述がわかりにくく、ちんぷんかんぷんでした。
補助教材は、そういった読みにくい基本書の理解を深めるために読むためのものです。
ですから、まず、基本書を読み、理解できない部分があったら、
それについての補助教材を探して読むようにしましょう。
あと重要なのが、試験勉強はあくまでも本試験で合格点を叩き出すための勉強だということです。
したがって、その勉強は問題を解くことに特化してやっていくべきものでしょう。
しかし、学術書等の基本書は試験対策本とは違うので、
いくら読み込み、理解を深めたところで問題を解くトレーニングには直結しません。
論点と、それに対する学説の対比と著者の私見が中心にまとめられている書物でありますから、
これをいくら読み込んだところで短答式の問題の得点にはつながらないのです。
前の項目からの繰り返しになりますが、
得点につなげるために必要なのは、やはり六法の読み込みと条文の素読です。
これがなければ、択一式の試験はまず、合格点には届かないだろうと個人的に思います。
細かい知識を問われる問題では、講学上の理論を理解していることよりも、
知識として知っているかどうかの方が重要です。
なので、受験される試験が択一式の問題がメインであるならば、
基本書は読んでおく程度に留めて、条文素読等の地道な努力を必ず行うようにしてください。
基本書の読み込みが試験対策に直結する部分は、
論文式の問題への回答です。
論文式試験におきましては、
自身の私見を固めるためにも基本書の読み込みは必須でしょう。
論証カードを暗記するという手段もありますが、
そういった方法での対策は受験者も苦しく、なによりも先に繋がらないです。
管理人個人としては、おすすめはしないですね。
![]()

受験生の方の中には「これを読めば合格できますか」等の質問をされる方がおりますが、
本はあくまで勉強ツールですから、使い手次第で結果が良く出るか悪く出るかは変わります。
どんなにいいツールを使っても正しく使えなければ良い結果は望めません。
この手の質問をされるのは、試験なんて結果が不確実なものにする努力に対して、
努力したなりのなんらかの保障を求めているからではないかと思いますが、
ぶっちゃけ努力をした先の保障なんてものはこの世にないです。
試験に合格したとしても同じです。
食っていけるか、事務所の経営がうまくいくか、そんな保障なんて一切ないです。
みんなうまくいくかどうかなんてわからないんですよ。
それでも結果を出そうとして頑張ることが努力というのではないかと思います。
情報を仕入れるのは大事なことですが、
どの情報を信じ、どれを行動に移すべきかは最終的には自分で決断しなければなりません。
試験を受けるのも、結果を出すのも自分自身なのですから。
だから、こうすればうまくいきますか、
なんて自分にとって大事な決断を他人にゆだねてしまうようなのはいけません。
独学で勉強をするのであれば、「こうすればうまくいくはずだ!」と自分の決断を信じてください。
・・・え?
それで間違いだったらどうするのかって?
間違いだったら修正すればいいんですよ。
たったそれだけのことです。
国家試験は独学なんかだと特に失敗する人のほうの割合が多いものなんですから、
間違えたり、失敗したりすることを恐れないでくださいね。
管理人も初めて受けた国家資格が行政書士試験でしたが、
初年度は91点しか取れませんでした(300点満点中でですよ?笑)。
法律のほの字も知らない状態から独学でやっていたので、仕方なかったのかもしれませんね。
でも、その結果を見て、「う~ん、これは勉強の仕方を根本的に間違えているな~」と反省し、
次年度は使用する教材、勉強の方法等を一新しました。
独学での勉強法で紹介した方法を実践しだしたのは丁度このころからでしたね。
そのおかげもあってか、その年になんとか合格することができました。
失敗しなければ気付けないことはたくさんあります。
受験ノウハウのない頃の独学者なんか特にですね。
ですから、人の成功例を聞くのも大事ですが、まずは自分で色々試してみるのが良いと思います。